トピックス
平成30年地価公示

3月28日に、国土交通省から2018年1月1日時点での公... more »

南海トラフ地震30年以内の発生率上昇

南海トラフ地震30年以内の発生率上昇 2018年2月9日に政府の「... more »

生産緑地法等の改正について

1.生産緑地とは 都市における良好な生活環境の保全や都市災... more »

タワーマンションを活用した相続税対策の注意点

タワーマンションの固定資産税については、平成29年度の税制... more »

お知らせ
2018年11月08日

住家被害認定調査等研修会のお知らせ(熊本県知事公室危機管理防災課)

2018年10月29日

平成30年秋の講演会「都市と不動産を考える」のお知らせ

2018年10月15日

住家被害認定調査等研修会のお知らせ(公益社団法人岐阜県不動産鑑定士協会)

2018年10月10日

平成30年度不動産鑑定士による秋の不動産無料相談会のお知らせ

2018年10月10日

中国不動産鑑定士協会連合会研修会開催のお知らせ

RSS購読

空家対策特別措置法と空家の固定資産税

相談カテゴリ: トピックス法律・規制

平成27年2月26日、「空家等対策の推進に関する特別措置法」が一部施行されました。
平成27年5月26日に完全施行されます。
また、同法施行に伴い、総務省及び国土交通省は「空家等に関する施策を総合的かつ計画的に実施するための基本的な指針」を告示しています。
基本指針では、空家等の施策の実施に関する基本的な考え方等がまとめられております。

この法律の目的としては、適切な管理が行われていない空家が防災、衛生、景観等で地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしている現状があるため、住民の安全や生活環境の保全を図りつつ、空家の有効活用を促進させましょうと言うものです。

空家の所有者に対しては、周辺の生活環境に悪影響を及ぼさないよう、空家の適切な管理が求められ、
市町村に対しては、空家対策計画の作成と実施及び必要な措置を適切に講ずるよう努めることとされています。

さらに、同法の中で「特定空家等」と言う定義があります。
「特定空家等」とは、
①倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
②著しく衛生上有害となるおそれのある状態
③適切な管理が行われないことにより著しく景観を損なっている状態
④周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態
以上のような状態にある空家を指します。

「特定空家等」に対しては市町村が除却、修繕、立木竹の伐採等の措置の助言又は指導、勧告、命令を行うことが可能になっています。

そもそも、老朽化して人が住めない状態にも関わらず、そのままになっている空家が多いかというと、固定資産税の軽減措置があることが一番の要因かと思われます。
現在は小規模住宅用地であれば、固定資産税の課税標準額は評価額の価格に1/6に減額されているわけですが、更地にしてしまうと単純計算で6倍になってしまいます。
お金をかけて解体して、さらに固定資産税が上がってしまうのでは、そのままにしておこうかとなるのは当然といえば当然ですね。

しかし、そんな状況を打開するために、平成27年度税制改正の大綱において、
今回の空き家対策法に基づく必要な措置の勧告対象となった特定空家等に係る土地については、住宅用地に係る固定資産税及び都市計画税の課税標準の特例措置の対象から除外されることが決定しています。

これまで、かろうじて家が建っていることで、軽減が受けられていた土地は、今後、固定資産税が跳ね上がる可能性があります。

空家の所有者としては、つらいところではありますが、老朽化著しい建物が近隣にある方にとっては、今回の政策は歓迎されると思います。
また、長く放置されている遊休不動産の活性化に繋がることが期待されます。

更新日:2015年3月9日

「空家対策特別措置法と空家の固定資産税」と関連性の高い記事

  1. 中古戸建住宅の評価に関して
  2. 空き家再生等推進事業について
  3. マンション建替え円滑化等に関する改正について
  4. 老朽化マンション建替えに関する改正法案
  5. 建築基準法施行令改正について
相談カテゴリ:
トピックス法律・規制
相談キーワード:

その他、不動産に関する事なら何でもご相談下さい!

ご相談・お見積もり・来店のご予約など 03-5960-0845 E-メールでのお問い合わせはこちら

有限会社つかさ不動産鑑定事務所

〒171-0014
豊島区池袋4-24-3 武川ビル1階
営業時間:10:00~19:00
定休日:日曜日、祭日、隔週土曜日
不動産鑑定士とは
不動産鑑定士 佐藤麗司朗

個人や企業を対象に、不動産の有効活用、開発計画の策定などの総合的なアドバイスを行っています。
不動産鑑定士とは »

業務実績を見る

相談カテゴリ
相談キーワード