マンション選びのコツをお教えいたします!
相談カテゴリ: 売買・交換
マンション選びのポイント
立地・住環境や設備のポイントは、あくまでも一般的なことです。
家族構成や年齢などによって人それぞれ住みやすい条件は異なりますし、生活環境の変化によってその人自身の住みやすさの定義も変わっていくでしょう。
ここで注意すべきことは、管理体制や管理費です。
管理体制は、マンションの価値を持続させるために重要となってきます。
管理がしっかりと行われるかどうかで、建物の耐用年数や生活のしやすさが違ってくるでしょう。
また、管理人の有無も大きなポイントになります。
管理人がいれば、防犯面や近隣住人とのトラブルが起きた場合などに安心です。
緊急事態が起きた時
さらに、緊急事態が起きた時のことを考えると、24時間駐在していればなお良いでしょう。
真夜中に火事が発生した、天井から水漏れしている、などの予測できない事態も起こらないとは言い切れません。
真冬の寒い季節、真夜中に小火騒ぎが起きて、管理室に住人を避難させたり、現場に立ち会ったりと一晩中対応に追われたという管理人の話を聞いたこともあります。
その管理人さんは、管理室のほかに住居もあり、常駐していたので早急に対処できたのでしょう。
管理費について
また、管理費については、家賃同様毎月支払うものですので、金額が高ければ家計に響きます。
同じような条件が揃っているならば、管理費は安いに越したことはありません。但し、安すぎる場合は、販売戦略として便宜上下げていることも考えられます。
そのほか、全体の戸数によっても金額は異なってくるので、戸数がきわめて少ない場合は近い将来の大規模修繕に備えて年々上がる可能性もあります。
こうした今後のリスクを防ぐため、同じクオリティの物件を比べて、あらかじめ適正な管理費を把握しておくことが大切です。
以上のポイントを踏まえて、できるだけ多くの物件を実際に見て調べてみてください。現在は低金利・税制優遇によりマンションが大量に供給されている時ですから、数多くある中から1つに絞るというのは難しいことだと思います。
購入してから後悔する、なんてことのない様に、まずは、ここだけは譲れないという優先すべきポイントを整理してみましょう。
一つのポイントだけを重視せず、優先順位をつけてみるのもよいかもしれません。
そして、利便性と住環境のバランスのとれた立地であるか、現在だけでなく、将来のライフスタイルに適するかどうかを検討しましょう。
ご不明な点がございましたら、ご相談も承ります。
みなさんが、ご自分に合った最高の物件に出会えるよう願っております。
更新日:2010年9月9日