住宅マーケットインデックス2022年下期
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先日、一般財団法人不動産研究所から2022年下期(7月~12月)の住宅マーケットインデックスの調査結果が発表されました。
アットホーム株式会社と株式会社ケン・コーポレーションが提供した23区内の賃貸マンション・分譲マンションの成約事例をもとに集計分析されたものです。
住戸の専有面積別に、
「大型(80㎡以上)」、「標準(40㎡以上80㎡未満)」、「小型(40㎡未満)」のタイプに分けて集計されています。
賃料と価格それぞれの調査結果は以下の通りです。
新築マンション平均賃料
【大型】6,232円/㎡(前期比+1.4%、前年同期比+6.1%)
【標準】3,665円/㎡(前期比+0.4%、前年同期比+1.8%)
【小型】3,856円/㎡(前期比+0.1%、前年同期比+0.8%)
中古マンション平均賃料(築10年補正)
【大型】5,579円/㎡(前期比+1.3%、前年同期比+6.0%)
【標準】3,387円/㎡(前期比+0.3%、前年同期比+1.8%)
【小型】3,628円/㎡(前期比△0.1%、前年同期比+0.7%)
賃料は、中古の小型タイプを除き、新築及び中古の全てのタイプは上昇し、
調査開始以来の最高値となった模様です。
なお、中古の小型タイプは前期よりやや下落しました。
新築マンション平均価格
【大型】156.0万円/㎡(前期比+0.8%、前年同期比△5.6%)
【標準】124.5万円/㎡(前期比+5.7%、前年同期比+4.0%)
【小型】133.7万円/㎡(前期比+2.4%、前年同期比+3.5%)
中古マンション平均価格(築10年補正)
【大型】122.9万円/㎡(前期比△10.6%、前年同期比+6.6%)
【標準】102.1万円/㎡(前期比+3.7%、前年同期比+13.7%)
【小型】106.0万円/㎡(前期比+2.6%、前年同期比+6.9%)
価格は、
新築は全てのタイプが前期比で上昇していますが、大型タイプは前年同期比で下落しました。
中古は大型タイプを除き、全てのタイプが前期比で上昇し、最高値となっています。
なお、大型タイプは前期の最高値よりやや低下したものの、依然として高い水準を維持しています。
賃料は大型タイプが最も上昇しているのに対し、価格は大型タイプは低調で標準タイプが最も上昇している結果となっていました。
更新日:2023年6月5日
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