平成18年地価公示について
豊島区・新築マンションの販売単価
次図は、新築マンションの販売単価を追ったものです。
豊島区の傾向として、ファミリータイプと呼ばれる40~80㎡クラスのマンションが、高級タイプ(80㎡以上)やワンルームマンション等(40㎡以下)よりも多く供給されています。
注目すべきは、販売単価の上昇です。都心回帰の現象と景気回復による相乗効果でファミリータイプを始めとした3タイプのすべてで単価の上昇が見られます。さらに、投資用マンションという考え方の浸透も影響しているでしょう。投資用に購入したマンションをいずれ売却することを考慮した場合、グレードが高いものほど売却価格も高くなることが一般に認識されるようになったためと推測されます。
豊島区・新築マンションの賃貸価格
また、マンショングレードの上昇に伴い、
最も供給が多い40㎡~80㎡クラスの新築マンションでは、
賃料単価が2,700円/㎡台で推移してきたのが3,014円/㎡まで上昇しています。
このクラスの平均粗利回りは5.3%で、一年前に比べて1.0ポイント下落しています。
更新日:2010年9月9日