2023年上半期の首都圏新築分譲マンション市場動向
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不動産経済研究所より発表された、2023年上半期の首都圏新築分譲マンション市場動向によると、
首都圏における2023年1月～6月のマンション発売戸数は10,502戸、
前年同期比17.4％減と2年連続の減少でした（過去最多は2000年の46,816 戸）。
地域別では、
東京23区：4,902戸（前年同期比△9.0％）
東京都下：834戸（同△18.5％）
神奈川県：1,954戸（同△36.3％）
埼玉県 ：1,295戸（同△23.1％）
千葉県 ：1,517戸（同△2.3％）
と全てのエリアで減少となっています。
一方で、1戸当たりの平均価格は8,873万円（前年同期比+36.3％）、1㎡当たりの平均単価は132.1万円（同＋35.2％）で、
過去最高値を大幅に更新しました。
過去最高値を大幅に更新しました。
地域別では、
東京23区：12,962万円（＋60.2％）、192.4万円/㎡（＋51.5％）
東京都下：5,609万円（＋3.5％）、84.6万円/㎡（＋7.9％）
神奈川県：5,748万円（＋7.6％）、86.9万円/㎡（＋6.8％）
埼玉県 ：5,019万円（△14.7％）、77.2万円/㎡（△8.0％）
千葉県 ：4,766万円（＋0.8％）、67.9万円/㎡（＋5.1％）
前年高い上昇を示した埼玉県が下落になる一方、東京23区の上昇率が突出する結果となっています。
東京23区のシェアが46.7%と高水準になったこと、都心の超高額物件がけん引して、首都圏全体の平均価格が高騰したものと思われます。
下半期の供給見込は2万戸、前年同期比18.6%増加の挽回傾向となっています。
更新日：2023年8月9日
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