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平成24年地価調査について

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平成24年9月19日、平成24年度の都道府県地価調査の価格が発表されました。
・概況はこちら→ http://tochi.mlit.go.jp/chika/chousa/2012/index.html

平成23年7月以降の1年間の地価は、全国的に依然として下落となりました。

全国の平均変動率は、
住宅地で△2.5%(前年△3.2%)、商業地で△3.1%(前年△4.0%)でした。
しかしながら下落率は縮小し、上昇・横ばいの地点も増加しています。

圏域別にみると、

住宅地 商業地
2011年 2012年 2011年 2012年
全国 △ 3.2 △ 2.5 △ 4.0 △ 3.1
東京圏 △ 1.9 △ 1.0 △ 2.3 △ 0.9
大阪圏 △ 1.8 △ 1.0 △ 2.6 △ 1.0
名古屋圏 △ 0.7 △ 0.2 △ 1.1 △ 0.5
三大都市圏 △ 1.7 △ 0.9 △ 2.2 △ 0.8
地方圏 △ 3.7 △ 3.2 △ 4.8 △ 4.1

地価公示(1月1日時点の調査)との共通地点で半年毎の地価動向をみると、東日本大震災のあった23年1月~6月に拡大した下落率は、23年7月~12月以降縮小しており、24年1月~6月は下落率が更に縮小しました。

不動産市場は回復傾向を示しているものの、円高、欧州債務危機等の先行き不透明感による地価への影響も依然として残っています。

下図は、東京23区の住宅地と商業地について、各区ごとの平均変動率を示した表です。

東京23区の平均変動率(住宅地) 東京23区の平均変動率(商業地)
2011年 2012年 2011年 2012年
杉並区 △ 0.6 目黒区 ± 0.0 葛飾区 △ 0.8 葛飾区 + 0.6
品川区 △ 0.6 墨田区 ± 0.0 杉並区 △ 0.8 足立区 + 0.4
千代田区 △ 0.8 杉並区 △ 0.2 足立区 △ 1.0 墨田区 + 0.3
練馬区 △ 0.8 千代田区 △ 0.2 品川区 △ 1.4 江東区 △ 0.2
目黒区 △ 0.9 北区 △ 0.2 練馬区 △ 1.4 荒川区 △ 0.2
中央区 △ 0.9 荒川区 △ 0.2 江戸川区 △ 1.4 杉並区 △ 0.4
中野区 △ 0.9 港区 △ 0.2 世田谷区 △ 1.5 品川区 △ 0.4
葛飾区 △ 0.9 練馬区 △ 0.3 北区 △ 1.6 練馬区 △ 0.4
大田区 △ 0.9 江東区 △ 0.3 墨田区 △ 1.7 北区 △ 0.5
北区 △ 1.0 品川区 △ 0.4 大田区 △ 1.8 豊島区 △ 0.6
荒川区 △ 1.3 中央区 △ 0.4 目黒区 △ 1.8 世田谷区 △ 0.7
新宿区 △ 1.3 新宿区 △ 0.5 中野区 △ 2.1 板橋区 △ 0.7
世田谷区 △ 1.4 板橋区 △ 0.5 板橋区 △ 2.2 大田区 △ 0.8
足立区 △ 1.5 江戸川区 △ 0.5 江東区 △ 2.3 文京区 △ 0.8
江東区 △ 1.6 豊島区 △ 0.5 荒川区 △ 2.3 目黒区 △ 0.9
板橋区 △ 1.6 文京区 △ 0.5 新宿区 △ 3.0 台東区 △ 0.9
渋谷区 △ 1.6 中野区 △ 0.6 中央区 △ 3.0 中野区 △ 1.1
江戸川区 △ 1.8 葛飾区 △ 0.6 豊島区 △ 3.1 千代田区 △ 1.2
港区 △ 2.1 足立区 △ 0.6 千代田区 △ 3.2 新宿区 △ 1.3
豊島区 △ 2.3 大田区 △ 0.7 文京区 △ 3.6 江戸川区 △ 1.4
墨田区 △ 2.4 世田谷区 △ 0.7 台東区 △ 3.8 中央区 △ 1.4
台東区 △ 2.7 渋谷区 △ 0.7 港区 △ 4.5 港区 △ 1.4
文京区 △ 2.9 台東区 △ 0.9 渋谷区 △ 5.8 渋谷区 △ 1.4
平均 △ 1.3 平均 △ 0.5 平均 △ 2.6 平均 △ 0.8
都心部 △ 1.8 都心部 △ 0.5 都心部 △ 3.7 都心部 △ 1.2
南西部 △ 0.9 南西部 △ 0.4 南西部 △ 1.5 南西部 △ 0.6
北東部 △ 1.5 北東部 △ 0.5 北東部 △ 1.6 北東部 △ 0.2
多摩 △ 1.3 多摩 △ 0.6 多摩 △ 1.6 多摩 △ 0.6
都心部・・・千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、渋谷区、豊島区の8区
南西部・・・品川区、目黒区、大田区、世田谷区、中野区、杉並区、練馬区の7区
北東部・・・墨田区、江東区、北区、荒川区、板橋区、足立区、葛飾区、江戸川区の8区

住宅地の区部全域の平均変動率は、△0.5%の下落となり、前年の△1.3%から縮小しました。

前年と比べて、墨田区及び目黒区の2区で平均変動率が下落から横ばいに転じています。残る21区でも下落率は縮小しました。

平均変動率が上昇となった区はなく、下落率が最も高かったのは、△0.9%の台東区で、△0.7%の大田区、渋谷区及び世田谷区が続いています。

東京23区の商業地を見ると、

区部全域の平均変動率は、△0.8%の下落となり、前年の△2.6%から縮小しました。

前年と比べて、墨田区、足立区、葛飾区の3区で平均変動率が下落から上昇に転じています。

前年に続き下落となった20区のうち、江戸川区が同率での下落となりましたが、他の区は下落率が縮小しました。

最も下落率縮小の幅が大きかったのは渋谷区で、△5.8%から△1.4%(縮小幅4.4%)となっています。

下落率が最も高かったのは、△1.4%の中央区、港区、渋谷区及び江戸川区で、△1.3%の新宿区、△1.2%の千代田区がこれに続いています。

依然として、都心部の下落率が高い結果となっています。

投稿日:2012年10月26日

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